ポストパンクの伝説的バンドであるポップグループ。1979年と1980年に2枚のアルバムを残して解散したが、長い年月を経て2010年に再結成。2011年にはサマーソニックにも出たらしいが、この時が初来日とのこと。
2015年にリリースされたこのアルバムは実に35年ぶりとなる3rdということになる。
20歳そこそこ、下手すりゃ10代のメンバー達によって作られた過去2作に比べれば流石に丸くなったかなとは感じるし、Voのマークスチュアートの声も歳とったなというところはあるものの、リフのセンスは全く衰えていないし自信の現れか変に装飾過剰になっておらず、とても聴きやすい(※ポップグループとしてはだが)アルバムに仕上がっている。
なんにせよ35年ぶりのアルバムがこの仕上がりというのは流石というほかない。
インパクトの面では過去2作に譲るけれどもこれが一番好きという人がいてもおかしくないんじゃないかな。私も聴く頻度でいえばこれが一番です。
ポップグループはこの翌年にも1枚アルバムを残しているので、こっちもそのうちレビューしたい。
おすすめは②④⑥⑩あたり。
↓は②Mad Truth