トーキングヘッズの代表作。さらに言えば80'sロックの中でも指折りの名盤と言えるでしょう。
ロック×アフロビートということで、アフロビートといえばゴッドファーザーであるフェラ•クティをはじめ、おおらかというか大雑把というか、細けぇことはいいんだよ的グルーヴ重視のイメージがあるけれども、トーキングヘッズはどこまでも理詰めで作っているような感じ。アッパーでダンサブルなのになぜかノリきれないのはその辺にあるのか。
代表曲「Once In A Lifetime」収録。もちろん大好きだがアルバムのトーンからすると浮いているような気がしないでもない。
いまもって色褪せない大名盤だけども、個人的な好みでいえばアルバム後半、特に6-8曲目が音像がはっきりせず、強烈な前半に対してちょっと弱いかな。
DeluxeEditionでアルバムのアウトテイクが聴けるけどこの辺と1曲くらい入れ替えたらまた違った印象になるかもしれない。
この一曲:Born Under Punches
最高のアルバムオープナー。開始1秒の咆哮で一気に引き込まれる。